肌を守るメイクの役割@見た目だけではない!
女性はメイクで随分と見た目も変わります。肌を美しく見せたい、目をパッチリさせたい、若々しくありたいと常に美を意識している人も多いのではないでしょうか?
もちろん女性にとってメイクは、「キレイになりたいから」という理由が一番のはず。しかし、メイクは美しさを表現するだけでなく、肌を守る役割があることをご存知ですか?
肌荒れをおこしたら真っ先にメイクを辞めるという人も多く、まだまだ「メイク=肌への負担が大きい」というイメージがあるようです。そこで今回は、見た目だけではない!肌を守るメイクの役割をご紹介いたします。
メイクの役割
メイクには肌をきれいに見せる役割だけではありません。特にファンデーションは肌を守る役割をしているのです。まずは、メイクの役割を見てみましょう。
肌をキレイに見せる
まず一つ目が、肌をきれいに見せるということです。シミやシワ、くすみなどをファンデーションを使うことで、均等な肌の色にして隠すことができます。メイクをすることで肌がきれいになり、見た目年齢もグンと若くなるはずです。
紫外線から肌を守る
下地やファンデーションは、紫外線から肌を守る役割があります。日焼け止め効果のある下地やファンデーションを重ねて使うことで、ガードする力がUPするのです。
また、日焼け止め対策だけではなく紫外線によるシミ・ソバカス、コラーゲンや弾力繊維の破壊防止にも役立ちます。
冷暖房から肌を守る
冷暖房を使う部屋は空気が乾燥しています。空気の乾燥は肌の水分も蒸発させてしまうため、肌にとっては負担大。ファンデーションはそんな乾燥から肌を守るバリアになるのです。
乾燥はシワやたるみの原因にもなるため、メイクを全くしないという人は普段メイクをする人よりも肌の老化が早いとも言われています。
【参考】気になる粉吹き肌の原因と改善方法
細菌や雑菌から肌を守る
メイクをしない肌は、むき出しな状態です。その状態では細菌や雑菌、ホコリや花粉が付着して肌が痒くなったり、ニキビが悪化したりと肌トラブルに繋がります。
ファンデーションがバリアとなることで直接肌に細菌や雑菌が触れずに保護することができるのです。
メイクの勘違い
メイクには肌を美しく見せるだけでなく、外部の刺激から肌を守る役割があります。
しかし、中にはしっかりとメイクをすると肌に悪いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。そこで、メイクの勘違いをご紹介いたします。
メイクは毛穴をふさぐ?
メイクは毛穴を防ぐと思っている人も多いのではないでしょうか。油分の多いクリームファンデーションなどをオイリー肌の人がたっぷり塗れば、当然つまりの原因になります。
しかし、パウダーファンデーションなどの油分の少ないものを選べば毛穴を防ぐこともないのです。昔と違ってファンデーションも進化していて、肌に負担がないように開発されています。
メイクは皮膚呼吸を妨げる?
皮膚はごくわずかですが呼吸をしています。しかし、それ自体に異議はなく、妨げても問題はないのです。
さらに、ファンデーションを塗っただけで空気が完全に遮断されることはないので安心してください。
下地を塗らないと肌に悪い?
メイク前に下地を使う人も多いのではないでしょうか。私も必ず下地を使用します。
しかし、下地を塗らなければ絶対にダメというわけではありません。肌が弱い人は下地をやめて、簡単に保湿した上からファンデーションを塗っても良いのです。
クレンジングはしっかりとしないとダメ?
メイクをした後は、汚れが気になるためにしっかりとクレンジングと洗顔で落とす人も少なくはありません。
しかしクレンジングは汚れを落とすのではなく浮き上がらせるものです。時間をかけてしっかりと擦るのではなく、短時間で優しくクレンジングするようにしましょう。
仕上がりで選ぶ基本のメイク術
メイクは肌を守り、きれいに見せるためには欠かせません。そこで、軽め、普通、しっかりと仕上がりで選ぶ基本のメイク術をご紹介します。
軽めのメイク
- 1.洗顔後、保湿美容液で整える
- 2.15分ほど皮脂と馴染ませる
- 3.上からフェイスパウダー(おしろい)を肌に抑えるようにつける
普通のメイク
- 1.洗顔後、保湿美容液で整える
- 2.15分ほど皮脂と馴染ませる
- 3.保湿クリームを下地代わりに塗り、上からファンデーションをつける
またパウダーファンデーションだけだと平面的なしあがりになるため、チークを使って立体感を出してみてください。
しっかりメイク
- 1.洗顔後、保湿美容液で整える
- 2.15分ほど皮脂と馴染ませる
- 3.練りファンデーションを下地代わりに塗る
- 4.その上からフェイスパウダーをつける
まとめ
女性にとってメイクは必要なものです。私も毎朝メイクをするのが当たり前になっているため、メイクをせずに外出なんて考えられません。
しかし、メイクは肌を美しく見せるだけではなく、外部の刺激から肌を守る役割もあるのです。あまりメイクはしたくないという人は、軽いナチュラルメイクで肌を守ってみてくださいね。