化粧下地は必要?下地の効果と使い方を解説
メイクをするとき、化粧下地を使っていますか?なぜ必要か考えたことが無いけれども、ずっと使い続けているからと言う人もいれば、ベタベタするから下地は塗らないという人もいるのではないでしょうか。
私はずっと化粧下地を使っているので、基礎化粧品→化粧下地→ファンデーションと使わないと何となくしっくりきません。「なぜ化粧下地が必要なの?」と聞かれると、「化粧のノリをよくするため」としか答えられないくらいです。
そう思うとファンデーションと同じくらいの値段を出してまで使わなくても良いのでは?と、ふと考えてしまいます。そこで今回は化粧下地が必要かどうか、さらに下地の効果と使い方をご紹介いたします。
化粧下地の効果は?
化粧下地は、ファンデーションを塗る前に使うメイクアイテムです。クリームやリキッドタイプなどもあり、ファンデーションを肌になじませるために使われます。
■ファンデーションの役割
- 肌表面の毛穴やキメを目立たなくする
- 肌を滑らかに整えてファンデーションのノリをよくする
- 外的刺激から肌を守る
- 毛穴の余分な脂分を抑えて化粧崩れを防ぐ
- ファンデーションが毛穴に詰まるのを防ぐ
化粧下地を使うときのポイント
化粧下地は、紫外線対策やメイクをキレイに仕上げるためには必要なアイテムです。しかし、だからと言ってたくさん塗れば良いというわけではありません。そこで、化粧下地を使うときのポイントを確認してみましょう。
1.洗顔後、化粧水で毛穴をしっかりと引き締める
2.適量を手に取り、指で温めてから肌に付ける
3.内側から外側に伸ばす
4.下地を塗ったら、下地の水分が乾くのを待つ
5.手で触ってベタつかなくなったのを確認してからファンデーションをぬる
肌タイプに合わせた下地を選ぼう
また肌トラブルをおこさないためにも、肌タイプに合わせた下地を選ぶことが大切です。
乾燥肌
肌の水分量と油分が少ない乾燥肌の人は、保湿成分が入った下地を選んでみてください。代表的な保湿成分は、『セラミド』『レチシン』『コラーゲン』『ヒアルロン酸』などです※。
※ 私が使用しているメディプラスゲルにもそれらの成分が配合されています
【参考】リニューアルしたメディプラスゲルで変更になった点を解説【使用7ヶ月経過】
また、紫外線予防が入ったものを選ぶようにしましょう。紫外線は肌を乾燥させてしまいます。だからと言ってSPF・PAが高い物が良いとも限りません。反対に肌に負担となることもあるため、通勤や通学で使うならSPF20~30/PA+~++くらいのものを選んでみてください。
オイリー肌
オイリー肌の人は、テカリが気になったりべた付く感じが気になるため、下地を使わないという人も多くいます。
そんな時は、テカリを抑える化粧下地を選んでみてください。基礎化粧品もさっぱりタイプのものを使うとテカリを抑えることができます。
混合肌
混合肌の場合、化粧下地もどのタイプを選べば良いか悩みますよね。化粧下地を選ぶ際はUゾーンの方がTゾーンよりも繊細なため、基本的に「頬」の状態を見て乾燥しやすいか皮脂が出やすいか判断して化粧下地を選びます。
また、肌を保護する保湿成分が配合されている下地を選んでみてください。乾燥する部分はしっかりと、テカる部分は薄く塗って調整します。
化粧下地を使わないと
化粧下地を使わないとどうなるのでしょうか。もちろん、個人差はありますが化粧水や乳液でお肌を整えたあとにファンデーションをそのままつけると、ファンデーションの添加物が毛穴に入りこんでしまいます。
毛穴に入ったファンデーションの添加物は、いつものクレンジングではなかなか落とすことができません。汚れが残ると肌トラブルの原因に繋がります。また、しっかりゴシゴシと擦って洗うと肌を傷めてしまうのです。
さらに、化粧をしてしばらくすると化粧が崩れてしまいます。顔にムラができ、粉が吹いた状態になることも…。
以前、私も化粧下地を忘れてファンデーションを付けたことがあります。しばらくは気が付かなかったのですが、数時間すると肌が突っ張るような感じになり、化粧直しをしてもムラが出来てしまいました。そこでようやく下地を着けていないことに気が付いたのです。
まとめ
化粧下地はメイクの仕上がりをキレイにしてくれるだけでなく、肌の保湿や紫外線や乾燥、ファンデーションの添加物から肌を守る効果があります。
肌トラブルが気になるから、付けた感じがベタっとするので下地を使わないという人もいるかもしれませんが、もしかすると自分の肌タイプに化粧下地が合っていないのかもしれません。
まずは自分の肌タイプを知り、合うものを選んでみてください。それでも化粧下地は使いたくないというのであれば、下地が要らないファンデーションなどを使ってみるのも方法です。