気になる顔の乾燥@部位別に乾燥対策をしっかりしよう
冬は1年の中でも最も空気が乾燥する季節です。そのため、念入りにフェイスケアをおこなっているという人も多いことでしょう。誰だってカサカサのお肌は嫌ですよね。
とは言え、中にはきちんと保湿をおこなっているはずなのに、なんだか部分的に乾燥が気になるという人もいるのではないでしょうか。もしかすると、どの部位も同じようにまとめてケアをしているのが原因かもしれません。
そこで今回は、気になる顔の乾燥を部位別のケアをご紹介いたします。各部位の特徴を知ることで、より効果的な保湿ケアをおこなうことができます。ぜひ参考にしてみてください。
顔の乾燥しやすい部分
顔も部分によって乾燥しやすい場所があります。まずは、乾燥しやすい部分を確認してみましょう。
目元
目元は顔の中でも一番乾燥しやすい部分です。他よりも皮膚が薄いため、傷つきやすく乾燥もしやすい場所となります。
また、目元はアイラインやマスカラ、アイカラーなどと化粧品を使う頻度も高く、皮膚を引っ張ったりこすったりするためダメージも受けやすくなるのです。
頬
頬は目元ほどではありませんが、皮脂の分泌が少ないため乾燥しやすい部分です。
頬が乾燥すると、「毛穴が開いて目立つようになる」「シワが出来やすくなる」など、見た目の変化が現れます。
口元
口元も皮膚が薄くダメージを受けやすい部分です。唇は乾燥するとカサカサになるため、中には舐めてしまうという人もいるかもしれません。
しかし、唇を舐めると余計に乾燥するためNGです。口元もきちんと保湿ケアをするようにしましょう。
顎
顎も比較的、皮脂の分泌が少ない部分です。顎の乾燥を放置していると、肌のキメが粗くなりほうれい線が目立つようになります。ほうれい線が一度できるとキレイに消すのは難しいため、できれば日頃から顎も保湿をしっかりとしておくことが大切です。
皮脂分泌が多い部分
顔には乾燥しやすい部分があれば、反対に皮脂分泌が多い部分もあります。
皮脂分泌が多い部分にしっかり保湿をしてしまうと、ニキビや吹き出物の原因になるため注意が必要です。
おでこ
乾燥肌の人でも、おでこがテカるという経験をした人も多いのではないでしょうか。おでこは皮脂分泌が多く、比較的乾燥しにくい部分です。しかし、乾燥が全くしないわけではありません。
おでこが乾燥すると水分を補うために皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まり吹き出物が出きてしまいます。さらに、しわもできやすくなるので要注意です。
鼻や鼻の周り
鼻や鼻の周りも皮脂分泌が多い場所になります。また、鼻の周りは洗顔も意識をして行わなければ皮脂が残りやすい部分です。
もちろん、鼻や鼻の周りもおでこと同じで、乾燥が全くない訳ではありません。きちんとケアをしなければ、白い角栓が詰り目立ちやすくなってしまいます。
各部位の乾燥対策
顔の保湿は全体を同じようにケアしても「乾燥する部分」「べた付く部分」と異なります。そこで、各部位ごとに乾燥対策をおこなうことが大切です。
目元
目元は皮膚も薄いだけでなく化粧などの負担もあります。目元は専用の目元リムーバーで、擦らず優しく化粧を落としてください。洗顔も同様、泡立てた石鹸を優しく瞼の上で指先を使って汚れを落とします。
目元は水分だけでなく油分もしっかりと必要です。美容成分が含まれるクリームや美容液、アイクリームなどを使って保湿しましょう。また、1週間に1~2回目元パックをするのも効果があります。
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頬
頬は面積も大きいため、乾燥で肌がカサカサになると目立つ部分です。頬の保湿には美容液をたっぷり含んだマスクケアをしてみてください。
肌をうるおいで密封することで、集中保湿することができます。ただし、長時間の放置は反対に水分がシートに奪われて乾燥を促してしまうため、長時間の使用は控えましょう。
唇、口元
唇には皮脂腺がないため乾燥しやすくなります。そのため、唇はこまめに保湿をすることが大切です。おすすめは、保湿力が高くUVカット機能が入ったリップクリームなど。
口元も同じ、やはりこまめに保湿するようにしましょう。また、口を拭く時は擦らずに「押さえて拭く」ことを心がけてください。
顎
顎はケアを忘れがちになる部分です。顔のお手入れをする時は、顎も意識して保湿ケアしてください。顎は保湿力が高い化粧水と乳液で、擦らずに手の平で優しく押させるようにつけます。
また、日常生活で肘をつく人は要注意。顎は刺激や摩擦といった影響を受けやすい部位なので、肘をつくと肌を傷めて乾燥を招いてしまいます。
まとめ
顔の中でも乾燥しやすい部分と乾燥しにくい部分があるため、顔全体を同じケアでは保湿が足りないこともあるのです。特に乾燥しやすい目や口元は、念入りに保湿をおこなってみてください。
私も日頃、目元、口元は意識してケアしています。乳液を手に取り、肌になじむまでしばらく抑えるのです。特別なケアももちろん効果がありますが、毎日のひと手間加えるだけでも乾燥を防ぐことができるので、ぜひ部分ケアをしてみてくださいね。